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講演会・獣害問題を考える~なぜ増える?どう防ぐ?

近年、全国的に野生動物と人との間で農作物被害、健康被害など様々な問題が発生し、農林作物の被害は深刻化しています。富良野市域においても、エゾシカの爆発的な頭数増加を起因とする農林業被害が拡大しシカ柵の設置をはじめ様々な対策が行われています。
 今回の講演では、獣害対策のエキスパートで、野生動物の生態にも通じた井上雅央氏を講師に迎え、獣害がなぜ増えるのか、どう防いだらよいのかを講師が取り組む本州の事例を紹介いただきながら、獣害の影に潜む根本的な問題と被害を未然に防ぐ考え方や工夫について学びます。皆さんの参加をお待ちしております。

◆と き  平成23年3月24日(木)13:30~15:50
◆ところ  富良野文化会館2階 中会議室
◆講 師  井上雅央氏(独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構
      近畿中国四国農業研究センター 鳥獣害研究チーム長、農学博士)

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お知らせ 活動

ナキウサギと12人の子どもたちの手紙展

今夏、北海道教育大学釧路校・講師 富田俊明先生及び同大学岩見沢校の美術専攻学生を講師に迎え、山部小学校3年生12人を対象に富良野地域の自然環境とそこで育まれる多くの生命について学ぶことを目的としたワークショップを実施しました。ワークショップでは、十勝岳望岳台におけるナキウサギ観察会、ナキウサギマップの作成、ナキウサギへの手紙づくりなどに取り組みました。12人の子どもたちの豊かな発想や表現力に驚き、また生命について語る子どもたちの声を聞き、子どもたちとともに富良野の自然を学ぶワークショップとなりました。
本展はワークショップの成果展と位置づけ、子どもたちの豊かな発想力や感受性によって作成された作品等を展示するものです。子どもたちが感じたナキウサギと自然環境に対する想いを多くの市民と共有したいと願っています。

1.と  き 平成22年11月27日~12月5日(日) *月曜休館
       開館時間:10:00~17:00
2.と こ ろ 市立富良野図書館2階ホール(富良野市若松町5-10)
3.観 覧 料 無料
4.主  催 富良野市生涯学習センター、ナキウサギの鳴く里づくりプロジェクト協議会
5.協  力  花王・コミュニティミュージアム・プログラム、地球環境基金、富良野市立山部小学校、北海道教育大学釧路校芸術グループ講師 富田俊明、北海道教育大学岩見沢校芸術課程美術コース 秋元さなえ・井上愛美・落井美紗子・中村絵美・森本めぐみ(敬称略)

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講演会「夕張・芦別山地の生い立ち~富良野盆地の地史を紐解く~」

当協議会主催 講演会のご案内です。

今回は、日頃よりナキウサギ分布調査で地質学的見地からアドバイスをいただいている高嶋礼詩さんを講師にお迎えしての講演会となります。

参加希望の方は事務局(富良野市博物館内)まで電話でお申込下さい

お電話はこちら⇒0167-42-2407

■日 時   平成22年2月27日(土)13:30~15:30
■場 所   市立富良野図書館2階多目的ホール
■講 師   北海道大学創成科学共同研究機構 特任助教 高嶋礼詩 先生
■定 員   40名
■参加料   無料
■申込み   2月25日(金)まで
■内 容   第1部 「白亜紀の地球環境~過去に起こった温暖化~」

         第2部 「富良野の大地の歴史・1億5千万年」

 十勝岳連峰と夕張―芦別山地の雄大な山岳景観と豊かな自然環境に恵まれた富良野盆地。この山岳景観は私たちにはとても馴染み深い「郷土」の風景ですが、活火山を有する十勝岳連峰と夕張―芦別山地では、その生い立ちは全く異なります。
近年までの地質学・地形学の研究成果から、日本国内でも特異な生い立ちと地形をあらわす夕張―芦別山地成立のメカニズムを学ぶとともに、私たちの「ふるさと」、富良野盆地形成史の一端もやさしく解説してもらいます。

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活動

観察会を行いました

5月11日(日)の早朝から会員12名で、十勝岳方面へ観察会に行きました。

登山道にたたずんで鳴声(ロングコール)を確認。さらにエゾイソツツジに無数 の食痕を見つけ、一部では溜糞を確認することもできました。約2時間ほどをこれらの観察に費やし、静寂の中連続音の数をカウントするなどして過ごしまし た。

観察会終了後は、次回調査訓練の内容などについて打合せを行い、調査候補地の選定や調査方法などが検討されました。具体的に詰めなければならないこと が盛りだくさん…といったところですが、次回以降からより具体的に動き出したいと考えています。
↓写真はエゾイソツツジについていたエゾナキウサギの食痕です。