と き 平成21年10月4日(日)13:00~17:00
ところ 富良野文化会館2階大会議室
参 加 無料
*参加を希望される方は事務局0167-42-2407(富良野市生涯学習センター内)までお電話で申し込みください。
■講 演■
司会:ナキウサギの鳴く里づくりプロジェクト協議会事務局
○コ―ディネター
小島望氏(川口短期大学准教授・ナキウサギの鳴く里づくりプロジェクト協議会顧問)
13:10~13:25「富良野ガイドラインとその方向性について」(仮題)
○問題提起
長谷川理氏(エコネットワーク研究員)13:30~14:00「餌づけ行為がもたらす問題を考える」(仮題)
○講演Ⅰ(基調講演)
畠山武道氏(上智大学大学院地球環境学研究室教授) 14:10~15:10「餌づけ禁止条例の可能性と課題」(仮題)
○講演Ⅱ
伏島信治氏(伏島プランニングオフィス代表) 15:20~16:10「自然環境を重視した観光のあり方」(仮題)
○質疑応答・討論16:20~17:00
進 行:コーディネーター 小島 望氏
■開催趣旨 近年,人と自然との適切な関わり方が社会的に大きな課題となっている。開発行為による直接的な自然破壊だけでなく、外来種の侵入や特定の動物が増加することなどによる生態系バランスの崩壊、野生生物による交通事故の多発といった野生動物への影響、そして農業被害、エキノコックスをはじめとする病気や感染症の蔓延等の人間への影響など、身近で深刻な問題が生じている。さらに、アウトドア利用者による意識の欠如やルール・マナー違反などによって引き起こされる新たな問題も顕在化してきている。これらは全て人為的影響によるものであるにもかかわらず、私たちは自らの行動がどのような影響を及ぼしているかについてあまりにも知らないことが多い。このようなことから、ナキウサギの鳴く里づくりプロジェクト協議会では富良野地域において問題となっている、あるいは今後問題となっていくであろう課題に対処するために(もちろん多くは他地域でも共通の課題である)、「富良野・自然に親しむガイドライン」を作成した。本シンポジウムは、観光地として多くの人々が訪れ、ゴミ分別に代表される環境保全先進地として有名な富良野において、今後私たち市民はこれら問題とどのように向き合っていくべきか考える契機とするため、開催するものである。